日本十姉妹アカデミークラブは、1998年に東京で発足し、10年以上の歴史を持っているアマチュアの飼育クラブです。
ジュウシマツは江戸時代に中国より唐鳥として輸入された野鳥です。
当時の将軍や大名に愛され、野鳥から家禽化されました。
江戸時代末期に白い羽を持つジュウシマツが誕生し、この鳥を飼うと縁起がいいということで
明治、大正、昭和と日本全国で飼育されました。
また、海外にも輸出され、ヨーロッパやアメリカ、アジア地域で飼われています。
英語でジャパニーズベンガリーと呼ばれ、日本の鳥となっています。
ところが最近のペットショップではジュウシマツの姿を見かけることが少なくなりました。
当クラブでは、古来のジュウシマツの保存。また、ヨーロッパに渡ったジュウシマツが、
他の野鳥と交配し、新しいヨーロッパジュウシマツが誕生しています。
それらの鳥を飼育し、ジュウシマツの文化を作りたいと思っています。
当クラブでは、毎年秋に「世界のジュウシマツ展」を開催し、日本全国の愛鳥家のためのバードショーを行っております。
会場では、ジュウシマツのコンテストのほかに「ジュウシマツの歌節の研究」や
「ジュウシマツのメタボ現象について」など研究者や医師による講演を行っています。
現在、クラブ員は60名、北海道から九州まで幅広く、老若男女の多彩なクラブ員で構成されております。
活動は年に5回の例会と愛鳥家の禽舎訪問を行っています。
ジュウシマツの研究成果は、飼鳥専門誌『オールバード』に記事を掲載し、ジュウシマツの普及と啓蒙に努めているクラブです。
▼事務局
〒123-0851
東京都足立区梅田7−10−31
鷲尾絖一郎
TEL・FAX 03-3889-8757