平成最後の第19回「世界の十姉妹展」が隅田川リバーサイドギャラリーで2018年9月15日、16日に開催されました。出品羽数も172羽と昨年を上回り、大盛況となりました。これも会員皆様の努力の賜物と感謝いたします。しかしながら、今年の冬から春にかけての天候異常に悩まされ、出品されずに涙をのんだ会員の声も多いと聞いております。
幸いなことに、リングの配布もすでに行われていますので、この秋の繁殖に努力していただきたいと思っております。
審査員は日本十姉妹部門、芸物十姉妹部門は鷲尾絖一郎氏、鈴木義和氏、武川聖子氏、黒田純哉氏。ヨーロッパ部門は上原聖司氏、小林一雄氏、湯沢信行氏、山脇博氏、阪本信雄氏である。
今回の「世界のジュウシマツ展」の結果は以下の通りです。
この中で特筆すべきは阪本信雄氏が、総合優勝、パニオ賞、日本十姉妹記念日賞の3冠に輝き、これまでの「世界の十姉妹展」にない好成績でした。
当人は「これまで他人の受賞を拍手ばかりしていたので、たまにはいいでしょう」と笑みを浮かべていました。しかしながら、素晴らしい禽舎を持ち、地道な努力が実ったという感じで拍手を送りたいと思います。
特別賞
■総合優勝 阪本信雄(セルフチョコレート)
■準優勝 上原聖司(セルフフォーングレー)
■準優勝 小林一雄(パールチョコレート)
■日本十姉妹保存賞 黒田純哉(中納言)
■十姉妹記念日賞 阪本信雄(模様十姉妹)
■フレッド・パニオ賞 阪本信雄(セルフブラックグレー)
■ビューティフル賞 吉田裕(クリームイノ)
日本ジュウシマツの部
・黒ジュウシマツ部門(首席:鷲尾絖一郎、次席:鷲尾絖一郎、参席:鷲尾絖一郎)
・茶ジュウシマツ部門(首席:鷲尾絖一郎)
・ハバナジュウシマツ部門(首席:鷲尾絖一郎)
・ウスズミジュウシマツ部門(首席:鷲尾絖一郎)
・白ジュウシマツ部門(首席:小林一雄、次席:鷲尾絖一郎、参席:小林一雄)
・小斑ジュウシマツ部門(首席:鷲尾絖一郎、次席:鎌田光利、参席:鎌田光利)
・模様ジュウシマツ部門(首席:阪本信雄、次席:小野仁、参席:小野仁)
・桜ジュウシマツ部門(首席:鷲尾絖一郎、次席:鷲尾絖一郎、参席:鷲尾絖一郎)
・パンダジュウシマツ部門(首席:鎌田光利)
芸物ジュウシマツの部
・梵天ジュウシマツ部門(首席:鷲尾絖一郎、次席:谷口眞平、参席:谷口眞平)
・中納言ジュウシマツ部門(首席:黒田純哉、次席:黒田純哉、参席:黒田純哉)
・千代田ジュウシマツ部門(参席:鈴木賢司)
・大納言ジュウシマツ部門(首席:鷲尾絖一郎、次席:武川聖子、参席:鈴木賢司)
・総巻毛ジュウシマツ部門(参席:鷲尾絖一郎)
ヨーロッパジュウシマツの部
・セルフチョコレート部門(首席:阪本信雄、次席:谷口眞平、参席:阪本信雄、
四席:吉田裕、五席:鎌田光利)
・セルフブラックグレー部門(首席:阪本信雄、次席:澤田一政、参席:小野仁、
四席:澤田一政、五席:鎌田光利)
・セルフチェスナット部門(首席:上原聖司)
・チェスナットグレー部門(首席:鷲尾絖一郎、次席:鷲尾絖一郎)
・セルフフォーン部門(首席:北島好通、次席:上原聖司、参席:上原聖司)
・セルフフォーングレー部門(首席:上原聖司、次席:上原聖司、参席:上原聖司)
・ダイリュート部門(首席:谷口眞平、次席:石川修、参席:谷口眞平)
・クリアウイング部門(首席:小林一雄、次席:小野仁、参席:谷口眞平)
・クリームイノ部門(首席:吉田裕、次席:吉田裕、参席:吉田裕)
・グレーイノ部門(首席:小野仁、次席:鈴木賢司、参席:小野仁)
・アルビノ部門(首席:石川修)
・ヨーロッパホワイト部門(首席:小野仁、次席:小林一雄、参席:小林一雄)
・ヨーロッパパイド部門(首席:丸山峯治、次席:小林一雄、参席:小林一雄)
・ヘッドバックパイド部門(首席:鷲尾絖一郎、次席:小林一雄、参席:小野仁)
・パールチョコレート部門(首席:小林一雄、次席:小林一雄、参席:吉田裕、
四席:阪本信雄、五席:小林一雄)
・パールグレー部門(首席:澤田一政、次席:澤田一政、参席:鷲尾絖一郎、
四席:鈴木賢司、五席:鈴木賢司)